ダイナソー disney 2002.01.10
CGを駆使した恐竜ものの作品です。すごいのが、とにかく毛並み。基本的に恐竜ものなのでごつごつした岩肌の可愛いとは縁遠い存在のキャラクターだらけなのですが、唯一出てきた哺乳類の毛ダマ生物「キツネザル」の毛並みです。あの毛並みの部分もCGで描いたんでしょうか?リアルすぎます。顔の部分の毛並みは、「あぁ、こんなもんか」と言った感じなんですが、見過ごさないで下さい彼等の前足や後ろ足の毛並みのリアルさ。しかも、可愛いです。僕は、一匹だけ毛並みの色が違う「ジーニー」というお調子者のサルが好きでした。最後のシーンで言う「お嬢様方、オス取りゲームしない?」という翻訳の字幕は「うまく考えたなぁ」としか言い様がありませんね。うまいです。
それと、「やっぱりディズニーの主人公は違うなぁ」と思ってしまうのは、主人公の恐竜の「アラダー」です。正義感がありすぎです。「昨日の敵は今日の味方」そんな精神で、むかついちゃうような相手に向かっても助けの手を差し伸べます。僕も見習わなくてはいけませんね。決して仲間を見放したりしません。自分が犠牲になろうがなんだろうが、とにかく困っている人がいたら助けます。
世界観がしっかりしてるなぁ…と感心したのは、普通人間の恋愛で女の子に向かって「お茶でもしない?」というセリフを、「水でも飲まない?」と言ってくれたりするところなんか実に面白いと思いました。
ただ、やっぱり作品全体の時間的なものを気にしているのかも知りませんが、洞くつで行き止まった時、アラダーは「もう無理だ」と諦めの言葉を漏らすんですが、「おいおい、それは、諦めるのが早すぎるだろ…」とひとり突っ込んでしまいました。もう少し、苦労したりしても良いんじゃないでしょうか。
でも、やっぱりCGは圧巻でした。雨に濡れてテカっているシーンなんかもすごかったです。そして、影の入りが注目点ですね。絵を描く時なんかも、影を入れるとリアルになるって言いますが、実感しました。水面に影が入るだけでただならぬ雰囲気をかもし出してくれます。
好きなセリフは、傷付いたブルートンが「俺は(運命に)従うぞ。ここで死ぬ。それが運命だ」と諦めの言葉を漏らした時に、「プリオ」というキツネザルの母親が「諦めるのは自分の意志よ。運命じゃないわ」というんです。ハッとしました。その通りだと思いました。
ハンカチ指数は涙もろい人でも1枚いらないと思います。どちらかというと、男の子向けの作品でした。それにしても、クローンは…結末は言わないでおきますが。
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